支援機関を利用する若者が会いたくないのは誰か?

まず挙げられるのが、「自分と同じ状況の人たち」です。

「ニートやひきこもりの人たちの中に入ると気が滅入ってしまう」「自分はここまでひどくない」「自分はあの人達とは違う」と自分自身を守ろうとすることは、ごく自然の行動と言えます。
 
次いで「知人や友人」です。
ニートやひきこもりの話題がメディアを賑わしている昨今では、働いていないということが、とてもデリケートな問題になっています。
支援機関に入っていく自分の姿を見られたら、支援機関内で知り合いに会ってしまったら、デリケートな問題が他人に知られてしまう不安が、足を遠のかせる原因になっています。
 
最後に支援機関のスタッフです。
これは私たち支援者も反省しなければならないことですが、「どんな人が自分の話を聞くのだろうか」という不安から、「働いていないことを叱られるのではないか」「離職したことを責められるのではないか」というその後の不安が大きくなっていきます。
 
つまり、無業状態の若者は支援を受けたくないわけではなく、支援機関にいるであろう人に会いたくないということです。

そこで、個人を対象に支援機関外で支援を実施することで、1つ目と2つ目の要素を排除し、匿名性を排除した支援者が講師を務めれば、支援を受けるハードルが一気に下がるだろうと考えたのです。


グループ支援のデメリットと『ソロトレ』コンセプト

さまざまな課題やバックグラウンドを持つ方が参加する支援機関のセミナーでは、均質化されたグループが形成されることは稀です。

傾向や状態、能力が保たれていないグループでは、セミナーの意図や狙いが果たせないことが多く起こります。また、参加者同士でストレスが生じる可能性も否めません。
しかしながら、公共事業という誰もが利用できるサービスでは、参加を希望する方をお断りすることができず、結果的に誰もが満足するものを提供することが難しくなり、グループダイナミズムが起こせないばかりか、参加者個人に負担を負わせてしまうケースも少なくありません。
 
そこで、『ソロトレ』では若者一人ひとり能力・興味関心・希望・課題・個性など、個人差に応じたオーダーメイドの支援短期集中的且つ個別指導で提供し、講師とのマンツーマンで就労を目指します


事業概略資料

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